演劇と音楽とで構成される舞台芸術「オペラ」にハマリ、現在はソリストも務める来栖由香さん(50代女性)に、その魅力を聞きました。
10年前、「山口室内オペラ工房」の浜田嘉生代表から、オペラ公演に合唱要員として出演してほしいと頼まれました。本番が近づくにつれ、声だけの出演ではなく演技の要請も加わり、役まで付くはこびに。その舞台で山口県出身の声楽家、藤田卓也氏の際立つ存在感に圧倒。3年後の公演で大役を任されたことをきっかけに、彼に師事し、40代から歌うことを学び始め、今では生きがいです。
最近は、身の回りのバランスを考えながら、北九州シティオペラや山口室内オペラ工房の舞台に立たせてもらっています。いつか、聴く人の心を溶かすような歌声で、歌曲を披露したいです。