約110年前から小古郷地域に伝わる小古郷代神楽舞。伝統を絶やさぬよう、保存会らが中心となって祭りなどで踊り継いでいる。
小古郷代神楽舞は、明治末期に秋穂大海地域から伝わり、同保存会(塩部義紀会長)や地域の若者によって大切に伝承されてきた魔除けの神楽舞だ。
獅子頭、尾持ち、天狗、ひょっとこ、おかめ、太夫の演者が大太鼓や笛のお囃子に合わせて笑いや迫力のある舞台をつくる。
2001(平成13)年の「山口きらら博」、2011(平成23)年の「おいでませ!山口国体」の歓迎行事でも披露された。
過去には存続の危機もあったが、現在は「あじすふれあいまつり」、「阿知須浦まつり」などで演じ続けられている。