デジタルカメラ全盛期の時代にあっても、フィルムカメラにハマる内藤朱美さん(30代女性)に、その魅力を聞きました。
学生時代に富士フイルムの店でアルバイトを始めたことがきっかけで、写真撮影に興味を抱くようになりました。当時はまだフィルムカメラが主流。撮影方法やフィルムの種類によって、現像した写真の発色や雰囲気が異なり、醸し出す独特の味わいに魅了されました。また、現像するまで結果が分からないワクワク感も楽しめます。
現在は、富士フイルムのGF670という蛇腹の折り畳みレンズを持つカメラを使い、鉄道唱歌などに出てくる風景を撮影。観光地では、カメラの形が珍しいのか声をかけてくださる人もいて、その場で生まれる会話も思い出になります。