ドイツにおける名門少年合唱団の一つ「フライブルク大聖堂少年合唱団」が来山。8月28日(火)午後6時半から、サビエル記念聖堂(山口市亀山町4)で公演する。現在、8年ぶりの日本ツアーを開催中で、山口県内では本公演のみ。総勢63人による澄みきった歌声が、カトリック教会の聖堂で荘厳に響く。
同団は、少年と、アルト声域を歌唱する成人男性カウンターテナーによって編成されており、その歴史は8世紀以前にまでさかのぼる。国家社会主義時代に解散を余儀なくされたが、1970(昭和45)年に再結成。現在は大聖堂での典礼音楽担当に加え、演奏活動をするほか世界的に著名な指揮者との共演も多数。CD収録やメディアへの出演も多い。
曲目は、「彼が天使たちに命じたのだから」(F・メンデルスゾーン)、「モテット『主に向かって新しき歌を歌え』BWV225」(J・S・バッハ)、ドイツ民謡メドレー「ところ変われば、娘も変わる」(R・ヘス)、日本の唱歌「ふるさと」「さくら」など。
入場には整理券(全席自由)が必要で、サビエル記念聖堂、カワイ山口ショップ(山口市中央1)にて受け取ることができる。公演当日には、ひとり1千円の献金が必要。問い合わせは、同聖堂(TEL083-920-1549)へ