8月31日(金)、陸上自衛隊山口駐屯地(山口市上宇野令)で「音楽と花火の夕べ」が開催される。2018年で36回目。当初は8日に開催予定だったが、災害派遣等により変更された。
駐屯地は午後5時から一般開放。自衛隊車両と、2018年の北海道演習や7月の豪雨に伴う災害派遣の様子をとらえたパネル写真の展示を見ることができる。かき氷、焼き鳥、焼きそばなどの屋台や売店も軒を連ねる。
また、5時20分から8時25分までは、ステージでよさこいやダンス、維新太鼓、同駐屯地音楽隊などの演奏が次々に披露される。
約2千発の花火は、8時半に打ち上げ開始。周囲に水が無く、山に囲まれた盆地で打ち上げられる花火は珍しく、音響効果も抜群。観客席のすぐ近くで見られるので、迫力満点だ。
この花火大会は、不況で企業の協賛金が減るなど一時は縮小傾向になっていた。だが、2011(平成23)年から宮野地域の一般家庭からも協賛金を求めることで、内容の充実も図られている。
主催するのは、宮野商工振興会と同駐屯地(TEL083-922-2281)。「7月の豪雨により被災された皆様にお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りします」と同振興会の中村康弘会長。
なお、会場周辺は、交通規制もされる。駐車場は、自衛隊訓練場(約300台)と野田学園中・高グラウンド(約150台)に用意されるが、公共交通機関の利用が望ましい。雨天の場合は、9月1日(土)、2日(日)、3日(月)、4日(火)、7日(金)と順延される。