「大人は判ってくれない」(1959年仏)で銀幕デビューして以降、世界中の映画監督からオファーが絶えない伝説的俳優ジャン=ピエール・レオ主演の「ルイ14世の死」(2016年仏・葡・西)が、ルイ14世の命日にあたる9月1日(土)に山口県教育会館(山口市大手町2)で上映される。時間は、午前10時半、午後2時、7時からの3回。
ベルサイユ宮殿を建造し、“太陽王”と呼ばれたルイ14世。その死の床、数週間が、記録に基づいて描かれている。
この大人物に挑んだ監督アルベルト・セラは、風車の出てこないドン・キホーテ物語「騎士の名誉」など、古典や歴史上の著名な人物を題材に、映画を創造し続けている。本作は、2016年カンヌ国際映画祭特別招待作品として上映された。
前売り券(電話予約可)は、一般1500円。YCAM、山口市民会館、同館などで購入できる。当日券は、一般1800円、19歳から25歳まで1千円、18歳以下800円。申し込み・問い合わせは、西京シネクラブ(TEL083-928-2688)へ。