湯田温泉から大内文化ゾーンまでを回遊する「山口市観光周遊バス」が、9月1日(土)から11月25日(日)までの土・日・祝日に、計30日間運行される。1回乗車ごとに運賃を支払うのではなく、終日乗り降り自由の「1日乗車券」を提示する形式。観光客や市民の「新たな人の流れをつくる」ために、初めて市が取り組む。
バス停は、①湯田温泉②美術館前③市菜香亭前④香山公園五重塔前⑤雪舟庭前⑥八坂神社前⑦西京橋に設けられ、湯田ゆう太・ゆう子が近隣の施設を紹介する専用デザインの標識が設置される。ルートは、①から⑦までを巡って、湯田温泉に戻る。1日8便の運行で、①の出発時間は午前8時半、9時半、10時半、11時半、午後1時、2時、3時、4時。①からの所要時間は②が約8分、③が約13分、④が約18分、⑤が約26分、⑥が約33分、⑦が約36分で、湯田温泉への帰着は出発から約50分後になる。
「1日乗車券」の料金は、大人が500円で、小学生以下250円。周遊バスの車内と、ユウベルホテル松政のフロント(運行日の午前8時~午後4時)で購入できる。スクラッチくじが付いており、当たりが出たら記念品がもらえる。
運行が開始されるあす午前8時15分からは「出発セレモニー」が湯田温泉バス停で開催。先着20人の乗客に、ゆめ花博入場券などの記念品が贈呈される。