聞きなじみのある「台風○号」以外にもあった台風の名前。どのように決められるのでしょうか。
台風委員会が名付ける台風の名前は、その都度考えるわけではなく、事前に各国が考えた140個の名前を、順番に付けていきます。例えば、今週日本列島を直撃した台風21号は「チェービー(ツバメ)」で、韓国が命名した名前。次に発生する台風22号は「マンクット(マンゴスチン)」で、タイが命名した名前です。これらは繰り返して使用されますが、甚大な被害をもたらした場合、その台風の名前はそれ以降、使用されなくなることもあり、名前の変更は、委員会加盟国からの変更要請を受けて行われます。
日本の提案は星座の名前で、はと座の「ハト」など10個の名前が採用されています。