七草がゆでいただくのは、春の七草。秋にも七草があるって、ご存じですか?
秋の七草の時期は、7月から9月中旬にかけて。万葉集に収められている山上憶良の句に、日本の代表的な秋の草花が詠まれたことが由来と言われ、「オミナエシ」「ススキ」「キキョウ」「ナデシコ」「フジバカマ」「クズ」「ハギ」の七つを指します。春の七草は七草がゆとして食しますが、秋の七草は鑑賞の意味が強いです。
伝統的な七草のほかに、1935(昭和10)年に新聞に発表された「新七草」や、「薬用秋の七草」などもあります。
ちなみに、秋の七草は語呂合わせで覚えると簡単。先に述べた秋の七草の頭文字をつなげてみましょう。「お好きな服は」、覚えやすいと思いませんか?