山口県観光連盟が事務局の明治維新150年特別企画「古地図を片手に、まちを歩こう。」全29コースと「長州街道ガイドウォーク」3コースを、最初に完歩した。コースによっては、開催日時、催行人数などの規定がある中、約9カ月で制覇。「行く先々で必ず発見があり、点と点が線になるように歴史がつながることが面白かった。自分が楽しんだことが、周囲から褒められる結果となってうれしい。達成感よりも機会があればまた歩きたい気持ちが強い」と話す。地域振興に少しでも役立つよう「できる限り現地の飲食店で食事をしたり買い物を楽しんだ」。行動の指針として「一呼吸置き、相手の立場に立って物事を考えること」を常に心掛けている。
同企画の7月末までの参加者は5837人。9月11日時点で、15コース以上達成者は45人。全32コース達成者は2人。
【プロフィル】11949(昭和24)年1月、島根県生まれ大内在住の69歳。やまぐち萩往還語り部の会第1期からのメンバーで、今月1日に運行を開始した「山口観光周遊バス」第1号のバスガイドを務めた。大内史談会所属。活力の源は「目標を設定すること」。