国際協力機構(JICA)が派遣する青年海外協力隊員として9月27日(木)から2年間、コロンビアに赴く。現地では、職業訓練校に所属し、皮革工芸品制作などに関する指導カリキュラムや加工マニュアルの作成に携わる。「好きな革製品作りの場で、前職で経験したマネジメント業務が生かせれば」と意気込む。
幼いころからものづくりが好き。2年前、知り合いから革製品加工の面白さを教えられ、現在使っている財布も靴も自分の手で作った。
「一番の理解者」という家族の応援を力に「衣食住を同じにするだけでなく、感じる気持ちまでも現地の人と同じになりたい」と話す。
現地で楽しみにしていることは「『南米のアテネ』とも言われる街並みや文化、芸術、音楽に触れること。そしてお酒を楽しむこと」。
【プロフィル】1988(昭和63)年1月生まれ山口市在住の30歳。サビエル高、下関市立大卒業後、会社員として販売業や総務業務などを経験。興味のあることは、革製品の制作と音楽で、ギターとサックスを演奏する。心の支えにしたい言葉は「苦しい時こそ笑って」。