一の坂川・竪小路周辺を散策しながら、「見る」「聴く」「買う」「食べる」「体験する」が満喫できる「アートふる山口」が、10月7日(日)午前10時から午後4時まで開催される。2018年で23回目。約30人のボランティアによる実行委員会(有吉博委員長)の主催。
大殿地域交流センターでのオープニングセレモニーでは、野田学園幼稚園5歳児の「そらいろダンス」が披露される。イベントの中核をなすのは「小さな美術館めぐり」。約70カ所の公共施設や民家、店舗で、写真、骨董、工芸品、趣味の品などの鑑賞や購入ができ、二胡やフルート、オカリナの演奏も楽しめる。また、この日だけの特別メニューをはじめ、飲食類が29カ所で提供される。
SLカーの試乗やVR体験、着物の着付け・試着など、体験型イベントも多数。手作りおもちゃ体験や縁日コーナーもある。山口大の学生による和服姿でのおもてなしや会場案内、SNSを使ったライブ配信も実施。
さらにエリア内では、「体感!実感!クラフト展!」(山口ふるさと伝承総合センター)、「お寺でコンサート」(法界寺)等のイベントも同時開催。八坂神社境内にある県指定有形文化財「河村写真館」では、カメラマンが撮影し、古写真風に画像加工もしてくれる「幕末写真館」が初開催される。
なお、今回は交通規制はされない。「混雑が予想されるため、公共交通機関の利用を」と同実行委。イベントの詳細は、当日会場で配布されるガイドマップを参照のこと。
荒天の場合は中止されることもある。問い合わせは大路ロビー(TEL083-920-9220)へ。