「第20回日本・スペイン・シンポジウム」が、11月22日(木)に山口市で開かれる。このシンポジウムは、両国で交互にほぼ毎年開催されており、2017年の舞台はスペイン・マラガ市だった。両国の政治家、有識者、財界人、芸術家等、各界で活躍する顔ぶれが一堂に会し、時宜に応じたテーマについて意見交換(知的交流)する。主催は外務省と地元の実行委員会で、会場はホテルニュータナカ(山口市湯田温泉2)。開催時間は午前9時から午後6時まで。
今回の日本側座長は横山進一さん(住友生命保険特別名誉顧問)で、スペイン側座長はジョゼップ・ピケさん(元外務・協力大臣)。予定されているテーマは「日本とスペイン:自由貿易の促進に向けて」「イノベーション、研究と企業家精神、繁栄の秘訣」「両国のソフトパワーの影響と訴求力」の三つ。両国からおよそ150人の参加が見込まれており、一般参加者(約30人)も募集されている。希望者は、10月31日(水)までに実行委にメール等で申し込むこと。応募者多数の場合は抽選。
さらに実行委では、複数の関連イベントを開催。「山口ゆめ花博」会場「森のピクニックゾーン」での「スペインデー」(10月20日)、山口市中心商店街である「HOLA! やまぐち スペインフィエスタ」におけるPR(11月3日)、山口市立中央図書館での展示(10月17日~11月26日)・映画上映(10月22日)などだ。また、旧サビエル記念聖堂の形に大内菱をあしらった公式ロゴマークも作成した。