中国伝来の拓本技術を応用した「カラー魚拓」。『絵心のない私でもできる』と話す上村哲正さん(60代男性)に、その魅力を聞きました。
「魚拓」といっても魚に直接墨を塗る直接法ではなく、中国伝来の拓本技術を応用し、貼りつけた紙の上から油絵の具をつけた「たんぽ」でたたく間接法が「カラー魚拓」です。絵心のない私でも本物さながらの魚が表現できるので面白く、教室で習っては、出来上がった作品を手製の額に入れています。
以前、幼い孫娘が金魚すくいで捕まえた金魚が短い命を終え、悲しむ姿を見て、金魚が群れをなして泳ぐ様子をカラー魚拓で表わしたところ大喜びされました。
10月17日(水)から10月22日(月)まで、山口市菜香亭でグループ展をしています。ぜひ一度ご覧ください。