芝生広場や園路などが整備され、山頂広場から市街地が一望できるようになった亀山公園で、今回で6回目となる「秋のスケッチ大会」が、10月21日(日)午後1時から開催される。NPO法人亀山公園を愛し育てる会(坂本強理事長、TEL:083-923-5727)の主催で、参加無料。雨天の場合は、10月28日(日)に延期される。
同公園は利便性と快適性を向上させるため、①市街地全体が一望できる眺めの確保②イベントにも使える芝生広場③バリアフリー対応のトイレ④園路兼管理道、北側園路⑤池⑥あずま屋などが整備され、9月22日リニューアルオープンした。
山頂広場(上部階段上)での説明・画用紙配布後に、各自好きな構図を見つけて絵を描く。画板や鉛筆、クレヨン、絵の具は持参すること。バックでは、アコースティックバンド「ブーフーウー」(坂本哲也代表)のライブ演奏もされる。 5時までに作品を提出すると参加賞(図書券500円)がもらえ、入選作品(後日決定)には賞状と副賞が授与される。また、2020年1月には、市民会館で全作品の展示会も予定されている。
「山口市内の開けたところや、公園らしいものを近景に、山をバックに人々の暮らしなどを描いてほしい」と坂本理事長は参加を呼びかけている。
主催する同会は2006(平成18)年に、当時は草木がうっそうと茂り眺望も悪く、訪れる人が少なかった亀山公園を、市民や観光客に愛される場に「再生」しようと発足。市と協議しながら、雑木の伐採、遊歩道補修、アジサイやツツジなど花木の植樹、樹木名板設置、このスケッチ大会などに「手弁当」で取り組んできた。会員は約130人。