JR新山口駅の南北自由通路に設置された「垂直の庭」が、第17回屋上・壁面緑化技術コンクール(都市緑化機構主催)の国土交通大臣賞を受賞することが決まった。表彰式は11月。
長さ約100メートル、高さ約5メートルの壁面緑化「垂直の庭」は、フランスの現代美術作家で植物学者のパトリック・ブラン氏の監修で、地元の里山を表現する約140種類の在来種で彩られている。
駅構内通路部の大規模緑化事例として波及性が強く、在来種活用のための綿密な取り組みと、竣工時から地域住民を巻き込んだ活動であることなどが評価された。