日本最古の歴史書「古事記」。国の創生にまつわる神代の物語にハマっている宮﨑朋香さん(40代女性)に、その魅力を聞きました。
学生時代、ゼミの教授の語り口に興味が湧き、いつか本格的に勉強したいと思っていました。今八幡宮の小方礼次宮司との会話が契機となり、今年6月6日に勉強会を初開催。現在はメンバー7人と隔週1回、講談社学術文庫の「古事記(全3巻、次田真幸著)」を読み進めています。
まだ上巻の「黄泉の国」辺りですが、登場する多様な神様が意外性に満ちて魅力的。吐しゃ物や糞尿から生まれたり、不具の子として海に流された蛭子が後にエビス様として祀られたり。由来を知るのも楽しいです。神社仏閣めぐりも、勉強してから行くと見方が変わり、いろいろな縁が発見できます。