萩山口信用金庫(小田村哲理事長、TEL:083-902-2733)は、来年1月17日に創立100周年を迎える。それを記念して同金庫は、7月の「アンサンブル・ナフェア」コンサートなど、記念事業を次々に開催している。
通帳デザインコンテスト
9月から10月にかけては「通帳デザインコンテスト」を開催。最優秀賞には、山口県立大文化創造学科2年の升田有紀さん(19)による「山口に愛(ハート)を込めて…」が選ばれた。
普段から色鉛筆を使っているという升田さん。色鉛筆で手書きしたデザインをパソコンに取り込み、編集したという。デザインは、萩の夏ミカンをイメージした緑と黄色を基調に、柔らかい表現でちょうちんまつりやSLやまぐち号などをちりばめた。通帳を開いて横向きにすると、全体がハートに見えるような工夫も凝らしている。「地域性と親しみやすさを込めたので、愛着を持って使ってほしい」と、受賞の喜びを語っている。
このコンテストは、山口県立大との産学連携の取り組みで、17人から応募があった。一次審査を通過した6作品を対象に、全21営業店で顧客からの投票による最終審査を実施。升田さんの作品は、投票総数2207票のうち、約3割の票を獲得したという。12月ごろから、総合口座通帳とキャッシュカードのデザインに使われる。
東国原英夫さん講演会
12月1日(土)には、元宮崎県知事でタレントの東国原英夫さんによる講演会「ピンチをチャンスに」を開催する。時間は午後1時半から2時半で、会場は山口市民会館(山口市中央2)。定員は1500人で、聴講は無料。希望者は、同金庫の店頭かウェブサイトから申し込むこと。
芸人や政治家を目指した理由や、それを実現させた前後にピンチに陥ったとき、どのようにしてチャンスをつかんだのか、実体験を交えながら、面白おかしく話してくれる。
さらに、講演会終了後には、ダイソン掃除機などが当たる「お楽しみ抽選会」も開かれる。