カール・マルクス生誕200年を記念して制作された「マルクス・エンゲルス」(2017年フランス・ドイツ・ベルギー)が、10月27日(土)に山口県教育会館(山口市大手町2)で上映される。時間は、午前10時半、午後2時、7時からの3回。
1840年代のヨーロッパでは、産業革命が格差をもたらし、人々は不当な労働を強いられていた。20代半ばのカール・マルクスは、搾取と不平等な世界への政治批判によってドイツを追われ、フランスへ。パリで彼は、フリードリヒ・エンゲルスと運命の再会を果たす。その出会いはやがて、時代を超えて読み継がれる永遠の名著「共産党宣言」(1848年)を世に送り出す-。
前売り券(電話予約可)は、一般1500円。同館、山口市民会館、YCAMなどで購入できる。当日券は、一般1800円、19歳から25歳まで1千円、18歳以下800円。申し込み・問い合わせは、西京シネクラブ(TEL:083-928-2688)へ。
2回目の終了後(午後4時~5時)には、浜島清史山口大経済学部教授によるアフタートーク「映画『マルクス・エンゲルス』の背景の解説とその後の展開」も開かれる。