2019年6月の山口放送局長就任から5カ月。一期一会を信条に、「皆さまに親しみを持ってもらえるよう、今後もイベントなど局内外での活動を強化するとともに、災害報道や地域のニュースを届け安全安心のお役に立ちたい」と抱負を語る。
9年間社会部記者として数々の事件や事故、災害の取材に従事し、「特にオウム真理教の裁判は現役時代の主要テーマの一つだった」と振り返る。オウム関連では多くのニュースやクローズアップ現代にも出演した。
歴史小説が好きで、今は司馬遼太郎にハマっている。山口での勤務も来訪も初めてだが、「維新150年の節目の今年、山口に来たことに因縁めいたものを感じる」という。休日は放送局のイベントにも参加するが、もっぱら妻とドライブ。これまでに功山寺や松陰神社、防府天満宮、毛利庭園などを巡った。
【プロフィル】東京都出身。1962(昭和37)年生まれの56歳。一橋大社会学部卒業後、NHK入局。静岡、名古屋、本局、大阪、松山に勤務し、本局プラネット執行役員を経て今年6月、山口放送局長に就任。山口に来て魚の美味しさに目覚めた。刺身や焼き魚が好き。