誰もが互いに認め合い、「市民一人一人の人権が尊重されるまち」を目指そうと、山口市は12月14日(土)午後1時から3時半まで、山口南総合センター(山口市名田島)で「山口市人権ふれあいフェスティバル」を開催する。入場無料で手話通訳・要約筆記あり。
当日は、山口大学よさこいやっさん!! の演舞で開会。人権ポスター・作文の作品表彰、人権作文朗読の後、元山口県立大学准教授でタレントののにしゃんた羽衣国際大学現代社会学部教授による「違いを楽しみ、力にかえる」と題した講演がある。
スリランカ出身のにしゃんたさんは、1987年、高校生の時に初来日。立命館大学に入学し、経営学部を学部総代で卒業した。商学修士号、経済学博士号などの取得を経て、2004年に山口県立大学国際文化学部准教授に就任。7年間の山口在勤の間に日本国籍も取得した。大学教授、落語家、タレント、空手家など様々な分野で活躍し、「ミスターダイバーシティ」とも呼ばれる同氏が、多文化共生の中でどのように「違い」を力に変えていくのかを話す。
問い合わせは、山口市人権推進課(TEL083-934-2767)へ。