日本初のクリスマスミサ(1552=天文21年)が、ここ山口で執り行われたとの史実を、地域のブランド力向上やにぎわいにつなげようと、「日本のクリスマスは山口から(日クリ)実行委員会」(岡部達矢委員長)は「12月、山口市はクリスマス市になる。」と宣言。12月の山口市内では、趣旨に賛同する50近くの催しや取り組みが行われている。
フランシスコ・サビエルの故郷で、「美食の聖地」として知られるスペイン・バスク地方(ナバラ州、バスク州)。近年、千葉県、三重県、奈良県など、全国各地の自治体が、「食」を通じた観光集客などを狙って同地方に学ぶ事例も増えているなど、日本でもバスク料理への関心は高まっている。
山口市が「クリスマス市」となった12月、山口市内の5店舗で、バスク料理を味わえる。店舗・内容・提供日は次の通り。
イソズバー(山口市湯田温泉4、TEL083-921-4588)・予約不要の単品5料理(580円〜980円)を提供・12月31日(火)まで▽イルセコンド(山口市熊野町4、TEL083-976-6150)・幻のバスク豚とチャコリのマリアージュ(1日1組限定、5800円)・12月31日まで▽ホテルニュータナカ(山口市湯田温泉2、TEL083-923-1313)・美食の地「バスク地方」の絶品料理を愉しむ(大人4500円・小学生2000円)・12月25日(水)まで(3日前までに要予約)▽セントコア山口(山口市湯田温泉3、TEL083-922-0811)・限定ビュッフェディナー(5000円)・12月21日(土)から24日(火)まで(7日前までに要予約)▽マリーゴールド山口(山口市亀山町7、TEL083-928-8100)・今夜はバスクに旅に出る(特別テイクアウトメニューを限定提供。1個500円)・12月22日(日)のみ
その他イベントの詳細は、ウェブサイト(http://www.xmas-city.jp/)を参照のこと。