「21世紀の松下村塾」のイメージ・コンセプトのもと、山口県ゆかりの講師による講座や講演会を通じ、地域活動に取り組む基盤醸成を目的とする「きらり山口ひとものがたりセミナー」の2講座(各全3回)で、12月24日(火)まで聴講者が募集されている。主催は山口県ひとづくり財団(TEL083-987-1710)で、会場はいずれも山口県セミナーパーク(山口市秋穂二島)。聴講は無料。
一つ目は「中原中也の新しい展開~中也の詩に影響を受けて新たに創造された作品世界」。1月18日の第1回は「中也詩を歌う」と題し中原中也記念館の中原豊館長が、2月15日の第2回は「現代の詩人たちと中也」と題し詩人・前梅光学院大学准教授の渡辺玄英さんが、3月14日の第3回は「コミック・映画のなかの中也」と題し中原豊館長が、それぞれ講演する。すべて土曜日の午前10時半から正午までの開催で、定員は60人。
二つ目は「“防長風土注進案”から読み解く『江戸時代の人々の暮らし』」。山口県文書館の金谷匡人副館長が、幕末期における萩藩領内の概要が伝わる地誌「防長風土注進案」から、民俗を読み解いていく。1月19日の第1回は「時の流れと区切り」、2月16日の第2回は「一年の暮らし(Ⅰ)」、3月15日の第3回は「一年の暮らし(Ⅱ)」。すべて日曜日の午前10時半から正午までの開催で、定員は90人。
聴講申し込みは、ウェブサイト(https://www.hito21.jp)もしくははがきに講座名、希望人数(2人まで)、氏名・ふりがな、郵便番号、住所、電話番号を明記し、山口県ひとづくり財団県民学習部生涯学習推進センター(〒754-0893 山口市秋穂二島1062)へ。