山口市は、一カ所に集まることで暖房をシェア(分け合う)しようという「ウォームシェアやまぐち」を、2月28日(木)まで展開中。地球温暖化防止に向けて事業所と市民一人一人に省エネ・節電を呼び掛ける「チャレンジエコライフやまぐち」キャンペーンの一環で、2015(平成27)年度から続けられている。
この運動は、家庭内のエアコン使用の低減などによる省エネはもちろん、人と人の出会いや、まちのにぎわい創出にもつなげようというもので、夏季には「クールシェアやまぐち」としても実施されている。
登録されているスポットは、温泉やカフェなど民間の店舗・施設62カ所、公共施設36カ所の合計98カ所。それぞれ入口等に目印となる「シェアスポットステッカー」が貼られている。スタンプラリーの実施や合言葉による割引特典を設けている店舗・施設もある。また、飲食店は、オーダーが必須のケースがほとんどだ。
スポットの一覧は、ウェブサイト(http://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/48/15906.html)で確認できる。「この冬は、山口市内のウオームシェアスポットを活用して地球とからだとおサイフにやさしい取り組みを実践してみませんか」と山口市環境政策課。