2019年12月20日付で第32代となる第17普通科連隊長兼ねて山口駐屯地司令に着任。統率方針に「任務完遂」、要望事項に「使命の確立」「状況判断」「実践」を掲げる。
「日々職務の重責を感じている」と現在の心境を語り、「能力向上のためにたゆまぬ努力を続け、全力で取り組みたい」と意気込む。
山口県内の勤務は初めてで、休日は神社を巡り、この地に生きた先人の偉業に思いを馳せている。
趣味は、タナゴ釣りと映画鑑賞。また「短時間で思考を切り替えるために読書をする」と、江戸時代の佐賀鍋島藩士・山本常朝が口述した武士道の書「葉隠」の一節を例に「一大事に命懸けで働くために、平素から今を大切に精進しながら生きたい」と話す。
大切にしている言葉は、相田みつをの「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」。
【プロフィル】1971年、埼玉県生まれの48歳。桜美林大国際学部で戦争防止に向けた国際関係論などを研究し、1995年入隊。幹部学校教官、第15旅団司令部、北部方面総監部などを経て、統合幕僚監部総務部人事教育課人材育成班長から異動。一等陸佐。