アルコール度数がやや高めで甘口の「陶酔」。地元住民らが素材からこだわった自慢の純米吟醸酒の完成が今年も待たれる。
2017年に陶で誕生した地酒「陶酔」は、地元農家有志で結成された「中河原営農組合」(山本光雄代表)が収穫した酒米を金光酒造で醸造する純米吟醸酒だ。
酒米は、休耕田を活用して酒造好適米「山田錦」を作付けし、レンゲを緑肥として土壌にすき込むなど環境保全型農業で生産されている。また、毎年7月に、同組合が陶連合自治会と協同して、陶酔を学ぶ会「地酒の楽校」も開催。
アルコール度数17度で甘口の同酒は、3月中旬から金光酒造(山口市嘉川)、福江酒店(山口市小郡)、酒ゆめ街道農家さんの台所(山口市小郡)、ポプラ山口南店(山口市丸尾沖)の4店で販売される(数量限定)。