講演会「山口総鎮守・今八幡宮の歴史」が、2月1日(土)午後6時から8時まで、山口市菜香亭(山口市天花1、TEL083-934-3312)で開かれる。
今八幡宮(山口市上宇野令)の創建年代は不明だが、鎌倉時代に大内氏19代弘成の娘に「今八幡殿」という名があり、それ以前になる。1471(文明3)年に29代大内政弘が今八幡宮を「山口の鎮守」と定め、朝倉八幡宮と合祀。1503(文亀3)年、30代大内義興が現在の社殿に造り替え、本殿・拝殿・楼門は、国の重要文化財に指定されている。また、幕末には、堀真五郎や久坂玄瑞らによる八幡隊結成の場所にもなった。
講演会では、今八幡宮の小方礼次宮司が、同神社の歴史や現在の行事などについて話す。聴講料は200円で、要電話予約。
※大内氏の系図は数種あり、それぞれに違いがありますが、この記事では「山口市史」に沿っています。