ツグミは、秋に日本に渡ってくる、スズメよりも大きな鳥です。全体的に茶色で、目の上にまゆ毛のような白い模様と、胸に三角形の黒いまだら模様があります。
ツグミは群れで行動することが多く、木の実や虫を好んで食べる雑食の鳥です。公園や畑などの身近な場所でも、木の実を食べている姿や、地面をつついて虫を探している姿がよく見られます。
ツグミという名前は、冬の間はさえずらず、口をつぐんでいることから付けられたと言われています。しかし、全く鳴かないわけではないので「クィックィッ」という鳴き声が聞こえたら、近くを探してみてください。
スズメ目 ヒタキ科
[全長] 24cm
[時期] 秋に渡ってくる冬鳥
きらら浜自然観察公園 信木 愛