「自然に親しみ、そして探求しよう」をテーマに活動している「山口自然史同好会」(亀山俊弘会長)が、2020年度の会員を募集している。
地学・自然科学の講義に加えて、県内外の野外に実際に赴き、自然に触れながら探訪活動を行う同会。山口高校の開放講座「自然史講座」の受講生らを中心に1993年に発足し、同年7月から会誌も発行している。会長の亀山俊弘氏は「身近な場所にも意外と知られていない自然科学の不思議がある。多くの人に気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
年間の活動予定はすべて日曜の開催で、次の通り。
4月19日=総会・記念講演「防府市富海地域の地質・地形について」▽5月10日=広島温井巡検「日本第2のアーチ式ダムを訪ねて」▽5月30日(土)・31日=大分南部巡検「火山地形と阿蘇大火砕流の跡」▽7月5日=自然史講座「ついに見えたブラックホールの姿」、自然よもやま話「山歩(さんぽ)あれこれ(続)~山での出会い」▽8月23日=自然史講座「最古から最新の火山-深成活動の変遷を探る・付:地質年代と千葉年代」、自然よもやま話「山口県の小さな石灰岩地域」▽9月13日=山口県東北部巡検「最古から最新の火山-深成活動の変遷をたずねて」▽10月11日=秋吉台植物巡検「秋吉台の秋の花」▽11月15日=談話会(ハイキング)「石州街道-杖坂を歩く(宮野大峠~宮野温泉)」▽12月13日=自然史基礎講座「フェーン現象とエルニーニョ現象」、自然よもやま話「本年度の活動-DVDをとおして」
年会費は5000円(巡検費用は別途)。申し込みは、はがきに郵便番号、住所、氏名、性別、電話番号を記入し、〒753-0251 山口市大内千坊2-6-16、亀山俊弘さん(TEL083-924-2540)へ。4月8日(水)必着。