2月29日(土)と3月1日(日)に、山口県教育会館(山口市大手町2)で、ヨーロッパのアートに迫る映画が2本上映される。
1本目は、ゴッホの個人コレクターとしては世界有数のヘレーネ・クレラー=ミュラー夫人の目を通して、ゴッホを描いたドキュメンタリー映画「ゴッホとヘレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝」(2018年、イタリア)。2本目は、フランスの国民的イラストレーター、漫画家のジャン=ジャック・サンペの同名小説を原作に「アメリ」の脚本家として知られるギヨーム・ローランが脚本を手掛けた「今さら言えない小さな秘密」(2018年、フランス)だ。
上映日時は、「ゴッホとヘレーネの森 クレラー=ミュラー美術館の至宝」が29日午前10時半、同午後4時、1日午後1時半、「今さら言えない小さな秘密」が29日午後1時半、同午後7時、1日午前10時半の各3回。
主催は、単館系新作映画上映会を毎月開いている西京シネクラブ(大久保雅子代表)で、「当クラブ30周年を迎え、2月は上映日、本数を増やした。会員以外の人も、気軽に足を運んで」と来場を呼び掛けている。
前売り券(電話予約可、TEL083-928-2688)は一般1500円で、2回券は2900円。同館、山口市民会館、YCAMなどで購入できる。当日券は、一般1800円で、19歳から25歳まで1000円、18歳以下800円。