2020年2月1日付で中国電力山口営業所長に就任。「明治維新胎動の息遣いを感じる山口県内勤務は初。この地の強みがさらに輝くためのお手伝いとは何かを考えながら業務に邁進したい」と語る。
大学卒業後は「親の近くで就職」という思いもあり、中国電力に入社。2010年末から11年にかけて発生した「山陰豪雪」で現場の指揮を執ったり、「紀伊半島大水害」の応援に駆けつけて自然災害復旧業務を経験する中で「『電気がついた』という喜びの声を聞くことのうれしさ、皆が連携して成しえた仕事の達成感、仲間の大切さを実感した」という。
送配電部門の法的分離により、4月から「山口ネットワークセンター」となるが「引き続き安定供給に努め、地域の喜びを分かち合いたい」。
米作りが趣味で、広島県内に田を借り、20年以上の農業歴を持つ。
【プロフィル】1964年2月、岡山県生まれの56歳。静岡大を卒業し1987年、中国電力入社。2020年2月、本社配電技術部長からの異動で現職へ。営業所長は、津山(岡山県)、広島で勤め、今回が3度目。「自然がすべてを教えてくれる」を座右の銘とする。