山口市とNEXCO西日本が中国自動車道湯田パーキングエリア(PA)に建設を進めていたスマートインターチェンジが、3月21日(土)午後3時に開通する。名称は「湯田温泉スマートインターチェンジ(IC)」で、開通にあわせて湯田PAの名称も「湯田温泉PA」に変更される。
山口県内初の設置となる簡易型インターチェンジ(スマートIC)は、湯田温泉を中心とした観光アクセスの向上などを目的に山口市が2014年6月に協議会を設立。総事業費は約35億円で、1日の交通量は約1800台を見込んでいる。
湯田温泉スマートICは小郡IC−山口IC間(12.7キロ)のほぼ中間に位置し、その開設により山陽自動車道経由では従来より約4~6分早く市中心部の湯田温泉街に到着できるようになる。
山口市と西日本高速道路は整備効果として、観光の利便性向上による地域活性化、地域間交流の促進による地域活性化、災害時の避難場所の確保と機能の向上を見込んでいる。