花見シーズンの到来を感じるようになってきたが、2020年は新型コロナウイルスの影響で大人数での宴会などは自粛傾向が見られる。「お花見弁当」などで気分を盛りあげ、「桜の名所を散策」「車窓や屋内から桜を見る」など、濃厚接触を避けるスタイルで春の訪れを楽しんでみては?
日本気象協会が発表(3月18日時点)した山口県(下関市)の桜の予想開花日は、平年よりも7日早い23日。4月第1週の週末には見頃を迎える。
一の坂川(後河原)
約600メートルある川の両岸に、200本ほどのソメイヨシノが植えられている。開花期間中は夜間ライトアップが実施され、夜桜も楽しめる。
香山公園(香山町)
ソメイヨシノなど約170本が公園を彩る。夜間は、日本三名塔に数えられる瑠璃光寺五重塔がライトアップされ、桜も美しく浮かび上がる。
平川河川公園(平井)
椹野川に沿って約80本のソメイヨシノが植えられ、広い河川敷を彩る。
維新百年記念公園(維新公園)
ソメイヨシノなど約600本が、園内の至るところで開花する。「桜園」も2カ所あり、憩いの場となっている。
鰐鳴八幡宮(小鯖)
200メートルの参道両脇に植えられた約100本のソメイヨシノと、木々の間の石灯ろうが、荘厳な雰囲気をかもし出す。
木戸神社・木戸公園(糸米)
木戸孝允がまつられている神社と隣の公園に、ソメイヨシノとヤエザクラ約300本がある。
大内桜(大内)
大内畑の山中にある1本のサトザクラ。2019年、大内桜の会により、サツキツツジが植栽された。
栄山公園・其中庵公園(小郡)
山口市内が一望できる栄山公園にはソメイヨシノなど約150本。そばにある其中庵公園周辺には、オゴオリザクラなど約40本が植えられている。
岡山霊廟塔周辺(阿知須)
阿知須の街を見渡せる小高い丘に立つ塔周辺には、約125本のソメイヨシノが咲く。2019年遊歩道が整備され、岡山桜園までの散策も楽しめる。
草山公園(秋穂)
山口市内最南端の草山岬から間近に見える周防灘と、約1千本のソメイヨシノとのコントラストが美しい。
徳佐八幡宮(阿東)
参道にはソメイヨシノやシダレザクラ約300本が咲き誇り、「ピンクのトンネル」のような雰囲気になる。
大原湖畔(徳地)
美しいソメイヨシノ約600本の桜並木が湖岸や県道489号を彩る。森林セラピー基地で、ドライブはもちろん、ウオーキングにも最適。
西宗寺の大ヤマザクラ(徳地)
淡紅白の花をつける1本のヤマザクラで、目通り周囲約3.6メートル、樹高約13.6メートルの大樹。