山口県内唯一の健診専門施設「山口総合健診センター」(西山達矢理事長、飯塚徳男所長)が、4月で創立40周年を迎える。年間約2万人が受診する同センターでは、健診を促進する多彩なキャンペーンを展開。節目を記念した新たな7種類のプロジェクトも、4月からスタートさせる。
「健康こそ人生の宝」を基本理念に掲げる山口総合健診センター(TEL083-972-4325)は、1980年4月開設。当初はJR新山口駅新幹線口付近に立地していたが、健康への関心の高まりによる日帰り人間ドック等の受診者増加に伴い、1987年の増築を経て1995年に施設拡大のため現地へと新築移転した。
専門施設のため一般の患者との接触はなく、健診データはコンピュータで厳重に管理。受診後のフォローアップ態勢も整っており、X線フィルム等の資料は希望に応じて貸し出しにも対応する。日本総合健診医学会、日本人間ドック学会に所属し、優良総合施設にも指定。2007年4月から建物内外、駐車場を含む敷地内の全面禁煙に取り組んでいる。
「親切」「丁寧」「迅速」「正確」をモットーに、人間ドックや生活習慣病健診を割安で利用できるキャンペーンなどさまざまな取り組みを展開。毎週土曜日と一部の日曜日の健診予約も受け付けており、県内外2000を超える事業所団体を含め、年間約2万人もの健康管理の一助を担う。
さらに、4月で創立40周年を迎える同センターでは、7種の健診プロジェクトを2020年4月から開始。県内初の試みとされる、日本東洋医学会専門医・指導医の飯塚徳男所長による「漢方ドック」や、健診機会を逃しがちな経営者・主婦向けのコース、他院と連携した検査などさまざまな内容が用意されている。