4月8日(水)は「釈尊降誕会」。季節の花が飾られた花御堂のお釈迦様の像に、甘茶を注いで生誕を祝う「灌仏会」(花まつり)が、山口市内の各寺院で8日を中心に開かれる。実施される寺院は次の通り。
俊龍寺(天花)▽瑠璃光寺(香山町)▽龍福寺(大殿大路)▽法界寺(下竪小路)▽善生寺(古熊)▽永福寺(円政寺町)▽常妙寺(駅通り)▽正福寺(同)▽本圀寺(道場門前)▽広沢寺(黒川)▽禅昌寺(下小鯖)▽常栄寺(宮野下)▽大林寺(朝倉)▽洞春寺(水の上)▽長寿寺(本町)▽普門寺(白石)▽圓龍寺(三和町)▽心清寺(同)▽圓正寺(吉敷)▽玄済寺(同)▽長楽寺(同)
なお、龍蔵寺(湯田保育所、吉敷)と臨海院(黒川)は5月8日(金)、養元寺(矢原)は5月(開催日未定)に開催される。参拝者には風船などのプレゼントもある。問い合わせは、山口市佛教団事務局(洞春寺、TEL083-922-1028)の深野宗泉団長または各寺院へ。
約2500年前、お釈迦様がルンビニーの花園で誕生したことが「花まつり」の名称や花み堂を飾る由来。また、生まれてすぐに東西南北に向けてそれぞれ7歩ずつ歩き、右手で天を、左手で地を指さし「天上天下唯我独尊」と唱えたとの言い伝えや、誕生を祝った竜王が甘露の雨を降らせたという伝説から、像に甘茶をかけるようになったという。