2020年2月14日から21日まで東京ドームで開催された「世界らん展2020」のフラワーデザイン部門で奨励賞を受賞した末永有紀さんの作品が、山口県庁(山口市滝町1)1階エントランスホールで展示され、来庁者の目を楽しませている。
末永さんは長門市在住の空間フラワーデザイナーで、全国技能グランプリ入賞ほか、プリザーブドフラワーのコンテスト受賞歴も多数。世界らん展は、世界各地から集められた約3000種・約10万株のランを中心とした植物を集めて行われる大規模国際園芸展示会。コンテストには、5部門に世界中から約1000点の応募があった。
今回の展示では、受賞作品のウエディングブーケ「慶」が、コチョウランやカトレアなど山口県産の花きを使用して4月30日(木)まで復元展示される。
「こんな時でも花は咲く。生産者に思いを馳せ、家に花を飾ったり、明るい話題のきっかけになれば」と末永さん。