秋穂地域では、地域の風景や生活を写した古い写真を見ながら思い出を語りあう会が開かれている。この取り組みの目的とは?
古写真を見ながら語らう「おもいで語りの会(おしゃべりサロン)」は、秋穂図書館開館翌年の2011年に開始。写真は地域住民から提供された「まちの普通の暮らし」を写したもので、古くは明治期のものもある。
「図書館と友だちの会・秋穂」(原田洋子代表)が主催するこの取り組みは、心理療法「地域回想法」に基づいて実施されており、全国の図書館や博物館でも実施事例とその効果が報告されている。
高齢者が人生を振り返って過去を肯定的に捉えたり、人と話すことで健やかな人生を歩み続けていくことを支援する目的がある。