毎年7月は、「社会を明るくする運動~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ」の強調月間。これは、「犯罪や非行を防止し、安全で安心して暮らすことのできる明るい地域社会を築く」「犯罪や非行をした人たちが再び犯罪や非行をしないように、その立ち直りを支える」を目的とした全国的な運動で、今年で70回目となる。
山口県や山口市の推進委員会ではこれまで、街頭パレード等の啓発活動を毎年実施してきた。だがコロナ禍の今年、「地域における広報ビデオ等を活用した更生保護活動PRの促進支援」「マルチメディア等の活用による広報」などに取り組むこととしている。山口市中心商店街でのパレードもないが、7月1日午後1時から、街頭啓発は行われる。
この運動は、戦後の混乱期である1951年に「犯罪や非行のない社会の実現」を目指して始まった。