振興会会長を務める「山口祇園祭」が7月20日(月)から始まる。前夜祭から御還幸本殿祭までの一連の神事は執り行われるが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は神輿を担ぐ夏祭りは中止される。「祇園祭の本意は、五穀豊穣や疫病撤廃祈願。神輿は裸坊らの代わりにトラックでお運びする。神様に市中を見てもらい、新型コロナの早期収束を祈りたい」と話す。
同職と兼任して八坂神社総代を20年以上務めるほか、今八幡宮(八幡馬場)、神福寺(同)総代としても奉仕し、地域社会に貢献している。
7月27日(月)までの「七日七夜」は、毎日午後8時まで、“神様のいる”駅通りの御旅所が開扉される予定で、「密を避けながら参拝してもらえれば」と呼び掛ける。
趣味は魚釣りと読書。「最近は漢詩や漢文を原文で読み味わう」
【プロフィル】1948年1月防府市に生まれ、4歳の時、下竪小路に引っ越す。大殿小、附属山口中、山口高から大阪大経済学部に進学。卒業後、父親が営んでいた宗像建設に入社し、現在、同社会長を務める。山口ライオンズクラブ60周年記念事業実行委員長。