コロナ禍の今、「エンジョイホーム」で楽しめる「野菜づくり」にチャレンジしてみませんか? 8月29日付紙面では、初心者やマンション・アパート住まいの人でも簡単に取り組める「プランターで野菜づくり」の“準備編”をお届けしました。今回は、9月に植えられる野菜の特長と育て方の紹介です。
ルッコラ/葉茎菜
ゴマに似た風味でピリッとした辛さが美味しいハーブ。成長が早いうえ、虫の害も少なく育てやすいです。
土が乾いてきたら、たっぷり水やりを。葉が重なるようになったら間引きますが、間引いた葉もベビーリーフとして楽しめます。草丈が5センチくらいに成長したら、追肥をしましょう。1~2カ月くらいで収穫でき、葉の大きさが10センチ程度になったら食べごろです。
コマツナ/葉茎菜
1年通して栽培できますが、秋は害虫が付きにくく、育てやすい時期です。
種をまいたら、風通しの良いところで育てましょう。日当たりは良い方が望ましいですが、半日陰でも元気に育ちます。芽が出たら、約3センチ間隔になるように間引き、追肥をします。土の表面が乾いたら1日に1度、たっぷりと水やりをしましょう。草丈が約20~25センチになったら収穫。収穫時期によって葉の柔らかさが変わるので、お好みの食感が楽しめます。
ラディッシュ/根菜
別名は「二十日大根」。種をまいて約1カ月で収穫できます。
種をまいたら日当たりの良いところにプランターを置き、発芽したら、大きく育っているもののみを残します。密になっていると実が大きくならないので、最終的には、5センチくらいの間隔になるようにしましょう。間引いた葉は、ベビーリーフとしてサラダなどにどうぞ。実の部分の直径が約2~4センチになったら、収穫時期です。
小カブ/根菜
プランターで育てるのにおすすめの大きさのカブで、直径5センチほどになったら収穫します。
小カブの栽培のポイントは、間引きです。株と株の間が最初は3センチ程度になるよう、葉の形が悪いものや、生育が遅い株を取り除きます。次に5~6センチ程度の間隔になるよう間引きを行い、最終的には12センチ程度間が空くようにして、追肥を施します。土の上に出ている実が直径5~6センチになったら収穫時期。取り遅れると堅くなったりするので気を付けましょう。