今年で御鎮座500年を迎える山口大神宮(山口市滝町4)で、10月3日(土)午後6時半から「祈りの回廊 杜の響きコンサート」が開催される。オカリナ・ケーナ奏者の和田名保子さんが同宮境内特設ステージで演奏する。曲目は「コンドルは飛んでゆく」「黒田節」、オリジナル曲の「夢海道」「フィール ジ アース」「風紋」。
2021年7月から12月にかけて開催される「山口ゆめ回廊博覧会」のプレ事業として実施される「祈りの回廊音楽祭」の催しのひとつ。このほかにも同博覧会事業として、歴史を強く感じられる施設や場所でコンサートが12月末まで順次開催される。
入場は無料だが、9月19日(土)から配布される整理券が必要だ。配布場所はJR山口駅(山口市惣太夫町)1階の山口観光案内所(午前9時~午後6時)で、先着50人。なお、コンサートの様子は動画投稿サイトYouTubeの「山口観光コンベンション協会公式チャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCHvSxc0hb77VgGP7c5GphoA)で無料ライブ配信される。
和田さんは、山口芸術短大音楽科(フルート専攻)卒、福岡市在住のオカリナ・ケーナ奏者・旋律作家。星、月、地球、シルクロード、そして生命を創作テーマに独自の音楽世界を紡ぎ出し、これまでにCDアルバムを12作品リリースしている。年1度の自主コンサートは、2018年で20回目を迎えた。
山口観光コンベンション協会(TEL083-933-0088)は、「会場では席の間隔を開けるなど新型コロナウイルス感染予防対策には配慮しているが、来場の際はマスクを着用し、体調管理に万全を期してほしい」と話している。