7月10日の人事異動で山口税務署長に就任。「自然や歴史、文化、産業が共存する良いまち」と印象を語る。
新型コロナウイルス感染症が影響を及ぼしている社会情勢の中で「納税者の事情を十分に考慮し、適正かつ公平な課税と徴収の実現を図りたい。また、『新しい生活様式』を踏まえ、スマートフォンでの確定申告やマイナンバーカードを通じた簡便な手続き、キャッシュレス納付なども推進していきたい」と話す。
前任の広島国税局では、酒税・酒類行政の業務を担当。中国5県の蔵元と消費者との架け橋になるべく「きき酒交流会」を開催し、海外需要の開拓に向けて多くの在留外国人に参加を募るなど、業界の活性化に尽力してきた。
座右の銘は「逃げるな、ごまかすな、あきらめるな」。
【プロフィル】1962年9月、柳井市(旧大畠町)生まれの58歳。東京派遣国税庁監察官、岡山東税務署筆頭副署長、長門税務署長などを経て、広島国税局課税第二部から異動。健康維持のため、休日の朝に中央公園でジョギングやウォーキングをして汗を流す。