10月10日(土)と11日(日)、香山公園(山口市香山町7)を舞台に「山口ゆらめき回廊2020」が開催される。9月26日、27日にも開催され、2日間で2000人以上が訪れた。ライトアップされた瑠璃光寺五重塔と、園内の散策道に沿って灯される約1000個のキャンドルのゆらめく灯りの中、いつもと違った風景が楽しめる。時間は、午後6時半から9時まで。新型コロナウイルス感染拡大防止策として入り口は1カ所のみとし、人数制限の可能性もある。
この2日間は、前回には無かったプログラムも実施される。山口県央連携都市圏域の七つの市町(山口市、宇部市、萩市、防府市、山陽小野田市、美祢市、島根県鹿足郡津和野町)をイメージした七色のキャンドルが登場。午後3時から4時半までは、好きな色紙にメッセージを書いて、カップに貼るワークショップもある(参加無料、先着500個)。
また、両日とも、午後7時からと8時半から、同公園内「満月の庭」(雨天時は瑠璃光寺本堂)でコンサートが催される。10日は、東京芸術大学音楽学部声楽科出身で、山口大学で講師も務める声楽家の白岩洵と、防府市出身で山口大教育学部卒のピアニスト・徳冨信恵が出演。11日は、レゲエやボサノバ、ブルースで独自の世界を表現する源の助の演奏が楽しめる。
「幻想的な雰囲気の中、ゆっくり散策を楽しんで」と主催のNPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(TEL083-920-9220)。なお、当日の問い合わせは香山公園前観光案内所(TEL083-934-6630)へ。