1996年に始まった山口県立大学の北キャンパスへの学部移転が完了。9月末に南キャンパスの校舎の一部は閉鎖された。
山口県立女子専門学校として1941年に開学後、短大、4年制女子大の開設を経て、1996年に共学化した同大。県道側にある南キャンパスの主な校舎や図書館、学生寮は、1975年の女子大開設に合わせて建てられた。
1996年に国道9号線を挟んだ北キャンパスへ学部の移転が開始。今月からすべての授業が北キャンパスで行われるようになり、南キャンパスのB〜D館は閉鎖された。
南キャンパスから巣立った学生は、1万6000人超。大学全体の移転完了は数年先だが、「理念の一つ『地域社会との共生』は変わらない」と同大。