山口県労働協会(山元浩理事長)は、女優・歌手で戸板女子短期大客員教授の菊池桃子さんによる創立55周年記念講演会を開催する。日時は11月15日(日)午後1時半から3時までで、会場は山口市民会館(山口市中央2)。
菊池さんは、1984年芸能界デビュー。80年代アイドルを代表する一人で、「卒業-Graduation」「BOYのテーマ」「もう逢えないかもしれない」「Say Yes!」などヒット曲も多数。女優・歌手活動に加え、CM、ラジオ、講演など幅広く活躍中だ。そして、一男一女の母として子育てする傍ら、2012年3月に法政大学院政策創造専攻修士課程を修了。その後、母校である戸板女子短期大学の客員教授として、キャリア形成論等の講義を担当している。2015年には「一億総活躍国民会議」の民間議員にも選出された。メンタルケアカウンセラーの資格も持ち、研究分野は「雇用政策を踏まえた人々のキャリア形成」。著書に「午後には陽のあたる場所」(扶桑社)。また、現在放送中のNHK連続テレビ小説「エール」には、主人公の母、古山まさ役で出演中だ。
講演の演題は「共に働き、共に生きる~新しい時代に伝えたい言葉」。菊池さん自身の芸能界生活、結婚、出産、育児などの経験や研究分野に裏打ちされた「仕事」「働くこと」などについて聞くことができる。
定員は700人で、聴講は無料だが先着順。希望者は、同協会ウェブサイトのフォーム(https://pro.form-mailer.jp/fms/7d2fa402204321)か、往復はがきで申し込む。締め切りは、10月20日(火)。
同協会は、山口県内における労使関係者の労働問題への理解を深めることを目的に、労使団体、大学、行政、公共団体の協力によって、1965年5月に設立された。現在の会員数は約1000。