大きさはハトくらいで、重さが150~190グラムしかないハヤブサの仲間です。黒目が大きく、とてもかわいらしい顔をしていますが、立派な猛禽類です。オスは頭と尾羽が灰色で背中が茶色、メスはオスより一回り大きく、全体的に薄茶色です。
農耕地や草地で見られ、ヘリコプターのように空中で停止したまま飛ぶ停空飛翔と呼ばれる飛び方で獲物を探し、急降下して小動物や小鳥、昆虫などを捕食します。
冬鳥ですが、近年、東京や大阪など都会での繁殖が確認されています。これからの時期、周囲を見渡せる木の枝や電柱で休む姿や飛んでいる姿が見られるかもしれません。
ハヤブサ目 ハヤブサ科
[全長]オス33cm、メス38cm
[時期]秋から冬の間に見られる冬鳥
きらら浜自然観察公園 信木 愛