11月23日(月・祝)午後2時から秋吉台国際芸術村(美祢市秋芳町)で「モノ・サックス×雲井雅人クラシカルサクソフォーンコンサート」が開かれる。
日本のサクソフォン界を長年リードしてきた雲井雅人をソリストに迎え、山口県出身・在住のサクソフォン奏者・佐坂貴之(下関市)と福光恒星(岩国市)を中心に、県出身のサクソフォン奏者らで編成されたアンサンブル「モノ・サックス」が出演。フランス音楽を中心にしたプログラムを楽しむことができる。
国立音楽大学教授、相愛大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授も務める雲井は、国立音楽大学を経てノースウェスタン大学大学院を修了。
第51回日本音楽コンクールおよび第39回ジュネーブ国際音楽コンクールで入賞した。1984年東京文化会館小ホールでリサイタル・デビュー。2018年、北アメリカサクソフォン評議会に雲井カルテットとして招待される。2005年と2014年「サイトウキネン・フェスティバル in 松本」に参加。2020年、大阪フィルと「バラード」(トマジ)を共演している。ソロCDに「シンプル・ソングズ」「トーン・スタディーズ」「サクソフォーンのためのフランス音楽小品集」などがある。
演奏曲目は①三羽の極楽鳥(ラベル)②アンダンテとスケルツェット(ランティエ)③組曲「道化師」より(カバレフスキー)④オーベルニュの歌(カントルーブ)⑤オーケストラとアルトサクソフォンのためのラプソディ(ドビュッシー)で、①④⑤は雲井がソリストを務める。また、雲井と佐坂による対談「インスピレーションの入口と出口」もある。
入場料は、一般2000円でユース(25歳以下)1000円。チケットの予約は、同施設へ電話(TELL0837-63-0020)またはウェブサイト(https://aiav.jp/apply/?event=14535/)の専用申し込みフォームから。