秋も深まり、サツマイモの甘みが増し、葉物野菜の収穫時期を迎えてきた。
山口市大内地域の生産者らが地物で取れたての野菜を販売する「大内ふれあい市」(山口市大内矢田北、TEL083-927-4948)で、11月28日(土)午前8時から午後0時半まで「秋の収穫祭(野菜市)」が開かれる。白菜、キャベツ、春菊、大根、カブ、ブロッコリー、サツマイモなど旬の野菜、ユズやミカンなどの柑橘類、原木シイタケ、葉ボタンや菊、もちなども豊富に並び、会場で火をおこして焼いた焼きいもの販売もある。
さらに、当日はJA山口青壮年部による「おいらの野菜市」もふれあい市斜め向かいのJA山口県大内支所駐車場で同時開催。山口市内の農家で生産した新鮮な野菜のほか、山口県漁協大海支店直売所の魚介類も買うことができる。
「1人でも多くの生産者が農地を売らず、自給できるだけでも耕作を続けてほしい」と、2003年に設立された大内ふれあい市出荷組合(中川惠美子組合長)は、月曜を除く毎日、午前8時から午後0時半まで朝市を実施。その日の朝に持ち込まれた新鮮な野菜や花をはじめ、最近は手作りマスクなど生産者や地元住民の思いがこもった品々が直売されている。
「原田商会による料理実演もあるので、野菜料理のレパートリーを増やし、たくさん味わってほしい」と中川組合長。