山口市内に「子育てひろば」などがまだ少なかった頃、嘉川地域で赤い屋根の古民家を改装した「しゅっぽっぽ」が走り始めた。
2005年7月、山口市の地域型子育て支援「つどいの広場」事業第1号として嘉川子ども館「しゅっぽっぽ」が開館した。当初の活動拠点は、“赤いおやね”の古民家。2012年に嘉川地域交流センターが改築されてからは、その一角に拠点を移し、火・水・金・第3土曜に活動を続けている。「嘉川子育て支援連絡組織“みらい”」が中心となって運営し、嘉川地域に住んでいなくても利用は可能だ。
「地域の各団体・組織の協力に支えられて15周年を迎えられた。これからも地域の子育てを応援したい」と髙井邦子代表。