2018(平成30)年度の山口市美術展覧会でボックスアート「城砦」をデザイン部門に出展し、170点の応募作品から大賞に選ばれた。「大賞という素晴らしい賞をいただくことができて、大変光栄。『城砦』では、懐かしくも不思議な空間を演出した。見てくださった方が、それぞれの思いで、その世界に入り込んでいただければうれしい」と喜びを語る。
今年度受賞者15人のうち、唯一の20代で、最年少。原井輝明審査委員長からは、「『城砦』の作者は若い方と聞いており、若者が活躍できる展覧会の将来性を感じる」との総評を得た。
「今回の制作で、立体造形の新たな楽しみ方を発見することができた。今後の制作にもそれを生かし、ワクワク感・ドキドキ感を見てくださった方と共感し、感動も与えられるようになりたい」と意欲を見せる。
【プロフィル】1995(平成7)年3月生まれの24歳。山口大出身で、教育学部美術教育を専攻していた。趣味は、映画鑑賞とカラオケ。好きな食べ物は寿司。座右の銘は、映画「知りすぎていた男」の主題歌から流行した言葉「ケセラセラ(なるようになるさ)」。